病院への導入事例
導入提案のポイント
入退室管理システムで厳重なアクセス制御を
病院向けの導入事例をご紹介します。
薬品、注射針、カルテ、PC(重要データ)などといった、病院ならではの重要物品の盗難防止は確実な対策が必要です。それぞれの重要物品は然るべき個室に保管・設置されているため、アクセス権限のない人物を入室させない、また誰が/いつ入室したかの履歴を残す入退室管理システムが軸となります。他、新生児室など立ち入りを厳重に管理したいエリアにも導入をおすすめします。
導入製品・システムの選定ポイント
入退室管理システム | |||
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非接触カードリーダー | スクランブルテンキー付非接触カードリーダー | 虹彩認証装置 | |
GG-2 | GG-2 | iCAM7000S | |
入退室管理システムの、もっともベーシックなID端末です。入退室の「誰が/いつ」を厳格なルールのもと制御し、履歴の管理をおこないます。 | カード認証のみでは入室の許可をせず、合わせて暗証番号による、ダブルの認証を必要とさせる、ワンランク上のセキュリティを実現するID端末です。 | 最重要室向けの生体認証装置です。生体認証の中でも抜群の精度を誇り、また目の虹彩で認証するため、なりすましを防ぎます。カードリーダーとの、ダブルの認証といった万全の運用もできます。 |
監視カメラシステム | |||
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ネットワークカメラ | ネットワークカメラ | ネットワークカメラレコーダー | |
SNC-EM630 | SNC-EB630 | NSR-500 | |
意匠的な理由から、お客さまの視界に入るエリアにはドーム型のカメラを選定します。Full HDの高解像度画質のためロビーなどの広い空間を、最小のカメラ台数でフォローすることができます。 | 薬品庫、病歴室、電算室内などに設置し、人物の立ち入りや作業を監視します。Full HDの高解像度画質が、人物と行為の特定の確度を飛躍的にアップさせます。 | Full HDの高解像度画質に対応し、最大12TBもの大容量HDDを内蔵可能ながら、コストパフォーマンスに優れた1台です。また、RAID設定で冗長化し、安心な運用をサポートします。 |
導入システムの選定ポイント
重要度の高いエリアや、物品の持ち込み禁止でICカードが使用できない、手袋を着用しているため指紋で認証できないといった制限のあるエリアには、生体認証の中でも最高クラスの精度を誇る虹彩認証が有用です。
最新事情とネエチアのノウハウ
多様なトラブルを防止・抑止する術は?
金銭の窃盗、薬品などの医療品の窃盗、車上荒らし、患者による器物破損と職員への暴力、逆恨みによる病院へのいやがらせ、新生児連れ去り・・・病院で発生するトラブルは極めて多様で、かつ根が深いと言えるでしょう。入退室管理システム、監視カメラシステムといったハード面の整備に加え、巡回を含む警備員の徹底したオペレーション、職員間の連携なども重要です。また職員による来院者への積極的な声かけも、日常的に心がけたい安全対策です。