教育機関への導入事例
導入提案のポイント
入場がオープンな施設に向けたセキュリティ対策
キャンパスなどの教育機関向けの導入事例をご紹介します。
主に、図書室、PCルーム、書庫、研究室、薬品保管庫などといったエリアでの盗難防止対策に重点を置き、監視カメラシステムと入退室管理システムを構築します。学生に扮した部外者も含め、不特定多数の人物の敷地内入場が可能であるオープンな施設のため、重要物品を保管・設置している個室は、アクセス制御をおこなう入退室管理システムでのセキュリティをおすすめしています。
導入製品・システムの選定ポイント
入退室管理システム | |||
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非接触カードリーダー | スクランブルテンキー付非接触カードリーダー | ||
GG-2 | GG-2 | ||
入退室管理システムの、もっともベーシックなID端末です。入退室の「誰が/いつ」を厳格なルールのもと制御し、履歴の管理をおこないます。 | カード認証のみでは入室の許可をせず、合わせて暗証番号による、ダブルの認証を必要とさせる、ワンランク上のセキュリティを実現するID端末です。 |
監視カメラシステム | |||
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ネットワークカメラ | ネットワークカメラ | ネットワークカメラレコーダー | |
SNC-EM630 | SNC-EB630 | NSR-500 | |
威圧感が軽減されるドーム型のカメラを主として設置します。Full HDの高解像度画質のため、広角の映像もクリアに映すことができ、障害物がなければ一室一台の規則性で要件を満たします。 | 学生の利用スペースでないところは、監視カメラ設置の明確なアピールのため、ボックス型の形状のものを選択します。Full HDの高解像度画質で、人物の特定を確実なものとします。 | Full HDの高解像度画質に対応し、最大12TBもの大容量HDDを内蔵可能ながら、コストパフォーマンスに優れた1台です。また、RAID設定で冗長化し、安心な運用をサポートします。 |
導入システムの選定ポイント
入退室管理システムを導入するエリアには、アクセス権限を持つ職員の選定に加え、利用可能なスケジュール設定(例えば朝8:00から夜7:00までなど)の機能を持つシステムを選定します。こういった制限を設けつつ、警備員の巡回などといった人の管理で、セキュリティをより強固なものとします。
最新事情とネエチアのノウハウ
セキュリティシステムの整備が進む現況。求められる効率的な運用
監視カメラシステムの整備を進める教育機関(主に大学)は多く、中には敷地面積の広い施設のため、監視カメラ台数が100台を超える実例もあります。機器は膨大な数になりますが、入退室管理システムや人感センサーなどとの連動でアラーム機能を利用し、監視カメラ映像とマップ画面のモニタリングで効率的な運用をサポートします。